立てたものは検証すべし

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前回の続きで、仮説思考について触れていきます。

 

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そもそも、ロジカルシンキングを高める上で必要な要素は4つあります。
(これをそもそも書いていませんでした・・・)

  1. MECE
  2. ゼロベース思考
  3. 仮説思考
  4. ロジックツリー

 

1.のMECEは考え方の基礎であることは伝えましたが、
ゼロベース思考と、仮説思考はMECEという土台があってから取るべきスタンスと考えてもらえれば良いです。

ゼロベース思考は、なかなか意識しても難しい話はしました。既成の枠にとらわれないって、頭でわかっていてもなかなか実践できないです。

一方で、仮説思考は、原則を身につければかなり意識して使いやすいと個人的には感じています。

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仮説思考とは、

「ある時点で考えられる仮説をもとに行動する」

という考え方だと、以前書きました。

 

結構、日頃でもできている方が多いと思うのですが、意識をもっと持ってくるとより効率がよくなると思います。

また、そこにMECEの考え方を意識すれば、漏れもダブりも無くなりますね。

 

仮説とは、論点に対する自分なりの「ヤマカン」の答えです。

仮説を理解するには、以下の3点に注意しましょう。

1. 論点に対する仮の答えが「仮説」。論点の無い所に仮説はない。
2. 「仮説」とは、限られた情報に基づく仮の答えで、あてずっぽうではない。
3.「仮説」とは、客観的な裏付けに欠けるため、答えとは違う。

 

この仮説思考の使い方ですが、

仮説を立てて

実験(実践)して

検証する

を繰り返すことで、的確な答えを導いていきます。

 

これ、理科の実験と同じ考え方です。

目的があって、こうすれば成功するのでは?というあたりをつけて、

実験して、結論を出して、示唆(考察)を出す。

この際に抑えていただきたいのは、

 

仮説が当たっても外れても、それに対して示唆(考察)をして、次に活かす

 

ということです。

 

外れたものを

「失敗」とみなして放置しないで

ください。

 

少しマインドの話になりますが、失敗という概念は持たないことをオススメします。

この仮説思考に乗っ取ると、外れることは失敗ではなく、

「次回への学び」

なのです。

 

目的(答え)に向かって仮説を立てて、それを検証する。

示唆(考察)がずれていたら、また新たな仮説を立てて、また検証をする。

・・・

 

この繰り返して、何もわからない状態から答えを導き出していきます。

 

ただし、この繰り返しに時間をかけ過ぎてしまっては本末転倒です。

いかに早く、正しい答えを導き出す検証ができるかが重要なのですが、

その際にもっとも役に立つ検証が、

データ分析

になります。

 

データ分析についても、いずれこのブログで色々と紹介していきたいと思います。

(半日かけていた分析作業を1時間でできるマル秘テクニックを色々と持っています。)

 

昨今はビッグデータの時代で、
「仮説思考はもう古い」ので、仮説を立てる前にデータをガンガン動かして考察(示唆)を見つけよう、なんて動きもありますが、やはり土台として理解しておくべきスキルです。

 

仮説を立てて検証までする方は多いのですが、その後の示唆、次回へのアクションが弱い事が往往にしてあります。

ぜひ仮説思考の一連のプロセスを意識して見ましょう。

 

次回、少しだけ検証について触れます。

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